チラシ集客で成果を出すには?ポイントや費用などを解説
業務効率化2021/7/20
目次
新たな顧客を獲得するために、チラシで集客を検討している方もいるでしょう。チラシ集客で成果を出すには、「適切な配布方法で、顧客に見てもらえるチラシをつくること」が重要です。
そこで今回は、集客チラシの種類や作成のポイント、相場費用などを解説します。チラシで集客を考えている方は、ぜひ本記事を参考にしてください。
集客用チラシの種類
集客用チラシを配布するにも、さまざまな方法があります。そこで、配布の種類やそれぞれの特徴を解説します。
新聞折り込み
チラシを配布する1つ目の方法は「新聞折り込み」です。新聞社にチラシの配布を依頼し、新聞とセットで投函してもらいます。
新聞折り込みのメリットは開読率が高い点です。実際にとある調査によると、新聞折り込みを購読している人の9割が「折り込みチラシを見る」と回答しています。そのため、ポスティングと比べても「目を通してもらえる」という点で広告の効果は高いのです。
また、新聞折り込みを見る方は年齢層が高い傾向にあります。そのため、40代以上の中・高年齢層を狙う商品・サービスの場合、新聞折り込みは有効的な手段です。
一方で、新聞を契約していない1人世帯にはリーチしにくいデメリットもあります。実際に現代では、Yahoo!ニュースなどのネットニュースを見る方も増えています。そのため、20~30代の若い層をターゲットにした商品・サービスを、新聞折り込みでリーチするのは困難でしょう。
逆に、若い層をターゲットにして広告を打ちたい場合は、Web広告のほうが効果的です。弊社では、リフォーム業界の会社様をメインにWeb広告を代理で運用しております。広告運用について気になる方は、ぜひお問い合わせください。
ポスティング
2つめのチラシ配布方法はポスティングです。自社がターゲットとする地域で、直接チラシを投函します。チラシを配布する人については、社内で人材を賄ったり、業務委託で外部に依頼したりする方法があります。
ポスティングのメリットは、自社の狙う地域や年齢層にピンポイントでリーチできる点です。新聞折り込みは狙っていない地域にもチラシが投函される可能性もありますが、ポスティングは地域や住宅などを自由に決められるのです。
一方で、ポスティングで投函するには人材を用意する手間がかかります。社内の人材を割ける場合は問題ありませんが、不足する場合は外注で用意する必要があります。さらに、ポスティングするだけでクレームが来る可能性もあるので要注意です。
ビラ配り
3つ目のチラシ配布方法は「ビラ配り」です。街頭や駅前など、人通りの多い場所を狙ってチラシを配っていきます。
ビラ配りのメリットは、受け取った人の印象に残りやすい点です。道歩く方は直接チラシを受け取るので、新聞折り込みやポスティングよりも商品・サービスの印象は強く残るメリットがあります。また、より効果的にチラシを配布するには、ティッシュなど相手にメリットがあるものとセット渡すとよいでしょう。
一方で、ビラ配り自体に抵抗感を覚える方も多く、そもそもチラシを受け取る人は多くないのがデメリットです。またビラ配りの効果は、手渡しするスタッフの実力に左右される部分もあります。チラシの配布枚数が少なければ、当然人件費も無駄になってしまいます。
売れる集客用チラシの3つのポイント
売れる集客用チラシを作成するための、3つのポイントを解説します。
①ターゲットを明確にする
1つめのポイントは、チラシのターゲットを明確にすることです。チラシ作成においては、必ず「自社が狙う顧客属性」を明らかにします。
自社のターゲットとする顧客属性を「ペルソナ」といい、ペルソナに合ったチラシを作成します。たとえば次のように、ペルソナを細かく設定しましょう。
<ペルソナで設定する顧客属性>
- 性別
- 年齢
- 収入
- 家族構成
- 現在ほしい商品や利用したいサービス
- 情報を収集する方法(チラシやテレビ、SNSなど) など
このように、ペルソナを細かく設定していくほど、よりターゲットに刺さるチラシになっていきます。逆に「とにかく顧客全員」をターゲットにチラシを作成しても、得てして誰にも届かないチラシになってしまうのです。
そのため、必ず自社がターゲットとするペルソナを細かく設定してから、チラシを作成しましょう。
②キャッチコピーは目立つように書く
集客用チラシの2つめのポイントは、キャッチコピーを大きく書くことです。なぜならチラシを見る時は、まず一番大きなキャッチコピーから見るからです。
人は大きいものと小さいものを見たとき、大きいものに視線が行く性質があります。この性質はチラシでも有効的です。チラシを見る人は、大きなキャッチコピーを見て興味をもったあとに細かな内容を確認します。
そのため、キャンペーン情報やセールスコピーなど一番伝えたい情報をもっとも大きく記載します。チラシの内容よりも、まずはキャッチコピーで顧客に興味をもってもらうことに注力しましょう。
③キャンペーン情報を記載する
チラシには必ずお買い得情報を記載しましょう。なぜなら、チラシを見る人は「ふだんよりもお得に買い物できること」を期待しているからです。
たとえば、サービスや商品情報などを単に記載しているだけのチラシを、あなたは見たいと思いますか?単なる宣伝チラシはそのまま捨てられてしまうでしょう。
そこでチラシには、クーポンをつけるのがおすすめです。「このチラシを持参すれば〇〇%OFF」のようなお買い得情報を載せると、来店動機を生むきっかけとなります。
チラシを業者に頼むといくらかかる?
チラシの作成や配布を業者へ委託すると、どれくらいの費用がかかるのでしょうか?チラシを業者へ委託した場合の費用を、以下の表にまとめています。
項目 | 費用 |
チラシ印刷(オンライン) | 10,000円~20,000円程度(5,000部) |
新聞折り込み | 10,000円~25,000円程度 |
ポスティングの配布スタッフ(業務委託) | 1日5,000円~15,000円程度 |
※独自に調べた結果です
上記の表を見てもらうとわかるように、チラシは1回数万円程度で手軽に始められる広告手段です。広告の中でも大きな費用がかかるものではないので、まずは効果を検証するためにチラシで集客してみるのもおすすめです。
Web集客は購買意欲の高い顧客にアプローチできる
チラシ集客には、主に「新聞折り込み」「ポスティング」「ビラ配り」の3種類があります。それぞれ効果的な手法ですが、長短はあるので特徴を把握して効果的な方法を選ぶのが重要です。
一方でチラシは、購入意欲の低い顧客にまで配布することになるので、無駄の多い広告ともいえます。そこでWeb広告ならば、顧客属性に合わせて最適な広告を打てます。購入意欲の高い顧客へ効率的に広告を表示できるので、成約率も伸びやすいのです。
弊社ではリフォーム・建築・住宅業界メインに、Web広告やSEO対策、サイト作成などを対応しております。Webマーケティングにお困りの方はお気軽に弊社へお問い合わせください。